研究レポート|城山整体専門学院(整体の専門学校)

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研究レポート

気孔とは何か Part2

2001.8.8
城山 雅広

●経絡.経穴(つぼ)と 気功

人の体には気を巡らす通路があり例えて言うなら丁度線路のようなものです。
これを経絡(12本ある)と呼びます。いわば経絡は“気の通り道”なのです。
そして経絡上に気が出入りする経穴(つぼ)がありますがこれは線路の途中にある駅の様なものです。(駅から人が出入りしますネ)
経絡は内臓、筋肉、神経、ホルモンなどと密接な関係があります。
経絡や経穴は目に見えない事から西洋医学からは否定されています。
しかし、経穴を刺激することにより経絡の流れが判る敏感な人により古代の経絡の図のように流れる事がわかりました。
経絡は体に12本走っています(上に流れる→6本の陰経、下に流れる→6本の陽経)
これを12正経と言います。12正経とは別に奇経八脈がありそのなかでもとくに
◎督脈(股下から尾骨を通り背骨をあがり頭頂部を経て顔面を下がり上唇で終わります)
◎任脈(下腹部から始まり胸腹部を上がり下唇で終わる)は特に重要です。

例えば、12経絡を12本の川とするなら奇経八脈はダムにあたります。
川の流水をダムが調整するようなものですネ。
そして、◎督脈は陽経の総司令官であり、◎任脈は陰経の総指揮官に当たります。

ですから毎日、気功法を行ない督脈、任脈(ダム)の2脈を調整してあげれば
自然と全身を巡る12本の経絡(川)をも調整する事になり経絡を通して送られた気は内臓、筋肉、神経、を活性化させ血流やホルモンのバランスを整え体を正常状態に
導いていきます。その結果として病気の改善や健康の回復につながるのです。
以上の様に気功を行なう事により病気の改善や健康の回復になる事を理解できたと思いますが気功を行なう上においてどのような点に留意したら良いか以下に書いてみます。

●練功 の 基本(調心、調息、調身)

気功の練習をする事を(練功)といいます。
 調心、調息、調身この三つを(三調)といいます。
まず、気功を行なううえで三つの大事な事があります。

◎調心→なにも考えないで心を落ち着ける。
◎調息→呼吸を整える。(丹田呼吸をする)
◎調身→姿勢を整える。(体をリラックスさせる)

この三つを同時に行なう事が大事ですが初めのうちは1つずつ意識して行なって下さい。
次になぜ調心、調息、調身が重要かという事を述べます。

気功の本を見てみると沢山の功法(練習の仕方や技術)があり一説によると2000千種類から3000千種類はあると言われており、いくら効果絶大の気功といってもマスター出来るものではありません。そこで沢山の功法には共通点が有る事が分かりました。
それが三調なのです。どの様な功法を行う時にもこの三調を忘れずに行えば念願の健康になれると言うことです。ならばこの三調を基本にして2〜3の功法を長く続けたほうが効果があるという事が分かりますネ。
(上達の秘訣は何事も基本が大事)であるということでしょうか?
次に調心、調息、調身の意味をそれぞれ考えてみたいと思います。

●(調心について→入静する、頭の中をカラッポにする)

調心とは心を調節(調整)すると書きます。こころとは脳と言ってもいいでしょう。
脳はいつも絶え間なく働いている(考えている、刺激を受けている)訳ですからたまには休息(頭をカラッポの状態)をする事が必要になってきます。
ならば脳の働きについて少し整理してみる必要がありそうです。
まず、私たちの身体には様々な刺激を受け取る受話器がありそこで生じた刺激は電気信号に変換され筋肉やホルモンの分泌を起こす線などの効果器に伝えられます。
そして、様々な反応が身体に生じます。この受話器と効果器の間で連絡をしているのが神経です。神経には末梢神経系と中枢神経系の2系があり末梢神経は自律神経と呼ばれ呼吸や消化、血液循環などをコントールしている神経です。
この自律神経は、私たちの意志とは関係なく生命維持に必要な働きを休む事なく続けてくれる大切な役割を担っています。ところが私たちの身体や神経に無理な負担がかかるとこの自律神経にアンバランスが生じ様々な病気を誘発する原因になるのです。そこで毎日気功を実践することで大事な自律神経の働きを正常に戻すことができるのです。もう一方の中枢神経は大脳、小脳、脳幹により構成され一般にこれらをまとめて(脳)といいます。
大脳は → 脳幹や小脳、脊髄と連絡をとりながら身体全体をコントロールする総司令官の役目をしています。
小脳は → 大脳からの司令により筋肉の運動や筋緊張を調整し身体のバランスを保っています。
脳幹は → 心臓の働きや血圧、呼吸、血圧の調整など生命維持に必要な機能をコントロールしています。ところで、脳幹は間脳、中脳、橋、延髄に区分され特に間脳には自律神経、内分泌機能、体温、食欲、性欲など生命維持のための重要な働きをする視床下部があります。

以上の様に脳の形がおおよそ分かったところで、脳の作りをもう少し詳しく見ながらそれぞれの役割をまとめていきたいと思います。
脳の中心である大脳を見てみると大脳の表皮から厚さ2〜5ミリの部分が大脳皮質と呼ばれ、この皮質には●新皮質(人間脳、新しい脳 → 理性、知能高度な判断力を司る。人間の大脳は表面の大部分が新皮質で占められています)
●旧皮質(動物脳、古い脳 → 大脳辺縁系と呼び、原始的な機能、すなわち本能や情動の原始的な感覚や機能、内臓の働きなど自律機能と密接に関係)
●脊髄、脳幹(生命線 → 体温や呼吸、血圧調整、消化液分泌など生命を維持する為の機能を備えている。脊髄と脳幹をセットにして生命脳ともいう)

この様に(生命脳)→(動物脳)→(人間脳)という脳の発達の過程は脊髄、脳幹(生命脳)の上に大脳辺縁系(動物脳)が乗り更にその上に大脳新皮質(人間脳)が乗っかかる格好で形づくられている事がわかります。
脳はあたかも長い時間をかけて三階だての家を作っているかのようです。
そそて、病気の誘発原因であるストレスのメカニズムと最も関係が深い脳は、建て増しをされた2階の部分に相当する(古い脳 →大脳辺縁である動物脳である)

それでは、ストレスのメカニズムと関係が深い古い脳(大脳辺縁系、動物脳)は、喜怒哀楽と直接結びつく(好き、嫌い)の中枢である(快感、不快)といった感情をコントロールする場所です。
大脳辺縁系には●遍桃体(へんとうたい)→好き、嫌いの中枢といわれ本能的な快感や不快感を感じさせる所である。●海馬(かいば)→記憶を司る。
帯状回(たいじょうかい)→やる気や意欲を司る。この三つの器官があります。
そして重要な事は扁桃体と海馬のつたつが視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚、更に(温かい)(痛い)といった人間の五感すべてに関する情報が通過するという事です。したがって大脳辺縁系(古い脳、動物脳)は五感と情報の交差点といえるでしょう。

大脳辺縁系(古い脳、動物脳)のすぐ下に視床下部(約5グラム)があり(内臓脳)とも呼ばれています。視床下部は、全身の内臓をコントロールしている器官です。身体の働きを調節する機能として自律神経系と内分泌系がありこの二つの系統をコントロールするのも視床下部の役目です。
そして、視床下部は各種の内臓をスムーズに動かす自律神経を束ねており視床

下部から各臓器へ電線の様に張り巡らされた自律神経によって直接命令を伝達
します。

また、視床下部はモルモンを通じて全身に司令を出す内分泌系おもコントロールしています。視床下部からホルモンが分泌しすぐしたにある0.5グラムの脳下垂体が生命を受け取り脳下垂体は自分でも各種のホルモンを分泌し視床下部の命令を全身に伝達します。
この様に視床下部や脳下垂体の働きにより、身体はバランスを管理している司令センターであるということができます。

以上の事から、こころ(脳)は様々な人間の精神、免疫機能、自己修復機能を司っている大事な機能である事が理解出来たと思います。
そこで、こころ(脳)を静かに保ち落ち着いた状態(調心→入静)にする事で自律神経とホルモンの調節を正常な状態にします。このことから脳と関係がある頭蓋骨や脊髄に心地よい刺激を加える(小周天の練功、自発動功)(リラクセーション整体法)(催眠法)事で、健康回復、病気の改善につながる事が分かって頂くと同時に(調心)の重要性が理解出来たのではないでしょうか?
しかし近年、頭の脳以外にも丹田(下腹)にも小さな脳があると言われていますがこれをリトルブレーンというそうです。また、手の刺激や足の刺激は頭の脳とも密接な関係があるともいわれていますがこうして見てみると身体全体、細胞のひとつ、ひとつが(脳)であると言わざるを得ませんが皆さんは如何お考えでしょうか?

●調息(呼吸を整える → 丹田呼吸をする)

今、貴方は気がつくと無意識にため息をついてはいないでしょうか?
そして、このため息(吐く息→長い呼吸)が貴方の身体を健康な状態にしているといったら貴方は驚かれるでしょうか?
逆に勢いがある人(吸う息→短い呼吸)を鼻息が荒いとも云います。
我々は日頃、無意識に呼吸をしていますがこのなにげなくしている呼吸が全身に大きく影響を及ぼしているのです。
それでは呼吸はどの様に心身に影響を与えているのでしょうか?
例えば不安や恐怖心があると心臓はドキドキしてくるという様に感情と身体の内臓は密接な関係がある事がわかります。

感情の中枢は古い脳(大脳辺縁系、動物脳)に有りますが古い脳は同時に内臓をも支配している自律神経の中枢でもあるのです。内臓と感情を支配している中枢は同じ所ににあるので色々な感情がストレートに身体に出てしまうのです。呼吸もそのひとつで、例えば貴方がいま怒っているとしたらこの時呼吸はゆっくり落ち着いていりでしょうか?私の長い経験から身体の具合がすぐれない人は浅い呼吸で肩で呼吸をしている人が圧倒的に多いのです。反対に落ち着いた雰囲気で好き音楽でも聞いている時は呼吸はゆっくりしていて自然に丹田呼吸になっています。

この様に呼吸は生命にとって一番大事なので、無意識や意識の時にかかわらず動かせる様二重の回路ができあがっています。心臓など心筋や不随意筋、自律神経は意志の力ではコントロール出来ませんが呼吸は意志の力で動かせます。
ですから意志の力で呼吸をコントルールする事により自律神経(古い脳→感情や身体の状態を司る)をもコントロールする事が出来るのです。
丹田呼吸をしながら(なが〜い息を吐く)時には福交感神経が優位になりリラックス出来ます。したがって集中したり、イライラを抑え落ち着いた気分にする時は福交感神経を刺激する吐く息が合っているし、やる気や元気を出すには交感神経を刺激する短い呼吸(例えば、相撲の時行司がハッケヨイ、ノコッタ、ノコッタといいます。大好きなお祭りの時はワッショイ、ワッショイと言いながら元気を出します)この様に呼吸は新皮質(人間脳、理性、顕在意識→ベータ波)と古い脳(動物脳、感情、潜在意識→アルファー波)をつなぐ唯一のスイッチであるということができます。
まさに、ゆっくりした、なが〜い呼吸(吐く息)をする事で(長が〜生き)に通じるのですネ。この様なことが分かると調息(丹田呼吸)が如何に大事な事か分かって頂けると思います。

この様な事から当学院のリラクセーション整体科学や気功科学では呼吸について深く研究し、呼吸を無理のない操作でコントロールしていく幾つもの技術や理論を完成していますのではるかに効率の良い健康回復や病気予防が目指せるのです。
皆さんもおおいに(深呼吸→丹田呼吸)をして健康を取り戻そうではあ〜りませんか。

●調身(姿勢を整え体をリラックスさせる。)

余分な力を抜きながら背中の姿勢を整える事で脊髄→各臓器→手、足に流れている神経の通りを正常な状態にして気、経絡の流れをスムーズにする役目があります。

●簡単な練功の仕方(気功の練習)

● 小周天 鼻→頂頭骨→背骨→肛門(吸う)→肛門→お腹→胸→口(吐く)

1. 立った状態で先ずは全身の力を抜き自由に体を動かしてみる(自由運動)
2. 動きを止め姿勢を整えて全身の力を抜き体をリラックスさせる。
3. 五回位大きく自然呼吸をして軽く気持ちをリラックスっせる。
4. 軽〜く目を閉じはなから息を吸いながら上唇の筋肉→鼻の筋肉→頭の筋肉→首の筋肉→肩の筋肉→肛門の筋肉の順に筋肉がとろけるイメージで気を巡らしていく。この時は息を吸っているので舌はゆっくり上げながら上葉茎に当てて新鮮な空気を吸い込む気持ちで行います。
5. そのままの状態で今度は息を吐きながら肛門→お腹の筋肉→胸の筋肉→喉の筋肉→下唇の筋肉の順に筋肉がとろけるイメージで気を巡らしていきます。この時は息を吐いているので軽く口を開き舌は舌葉茎にゆっくり下ろしていきます。痛みや悪い症状(例えば癌)。ストレスなどを吐く息で追い出す様なイメ―ジで行います。
6. 1〜5までをワンセットで行い、悪い症状の人は朝、昼、夜毎日各三十分ずつ楽しく行いましょう。

《アドバイス》
● 練功の時は三調を思い出しながら、(慣れてきたら同時に行いましょう)
● 気分が乗らない時はヤメル事です。
● 姿勢は立っても、座っても、仰向きでも出来ます。
● “気”を巡らすイメージは分かりずらいので私はビー玉位の(光の玉)が体を巡っていくイメージにしています。不快な所に光の玉を当て消してゆくのもいいでしょう。 ● ワンセットが終わったら必ず収功(覚醒)をしてください。収功は両手を強く握り締めながら、体の中の悪いものがスッカリ消えていったと強く思いながら気分も良くなった、頭もサッパリして体が軽くなったと頭の中で唱えながら行ってください。
● 仰向けで寝ながら練功している時途中で本当に寝てしまっても初めのうちは気にしないでください。
● 上手くなるとハッキリテレビの画面を見ている様に悪い症状が消えていく様子が目に写ります。こうなったら(成功)です。
 ◎ 〜 この練功で病気が改善された人はメール下さい 〜 ◎

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