整体と私(1)
2001.9.18
滋賀県野洲郡 鳴田 守
昨年9月に初めて城山先生の元をお尋ねしましてから、今日まで充分とはいきませんが続けて勉強をさせていただいております。この事は私の求めていた事と多くのところで一致していたのだと強く感じております。
私は、17才より空手道を学び始めておりますが、その間、多くの時期に武道と東洋医学、特に整骨、経絡、経穴等の関係に興味を持っておりました。友人のマッサージ師や理学療法士等から彼らの教科書を借り読みあさった時期もありました。しかしながらその時は仕事の忙しさに追われ中途半端になってしまっております。空手道の諸先輩の中には、この道に通じた方もおられましたので、少しは手ほどきをして頂いたこともありますが、付け焼き刃程度のものでしかありません。
こういった中で私のどこかに整体をはじめとする東洋医学に対する興味が常にあったのだと思います。
近年になって、会社での仕事のあり方、生活のあり方などを振り返って考えてみるとこれで良いのか?このままで良いのか?今まで私は何をしてきたのか?何を残していくかと考えるとき、空手道を取ってしまうと何も残らないことに唖然とせずに居られない思いをしました。ましてや、日本の現状を見ると不況の中、企業ではリストラの嵐が吹き荒れているときに何ができるのかを真剣に考えざるを得ませんでした。
また、周囲をみると特に肉体的な酷使に伴う疲労と共に、精神的疲労、ストレスに悩まされている人々の多いことも私の心を揺り動かしていました。何か働きかける術が私にはないのか?と真剣に考え始め、あれこれ思案を続けていました。
このようなときに、新聞の広告の中に整体という字を見たとき改めて惹かれる物を感じたことを鮮明に覚えています。
福井の方の養護学校ですが、すぐに資料を取り寄せたのですが、私の思いとは合わずがっかりし、真剣に他の所を探し始めたのです。
新聞、電話帳、いろんなところを当たり資料を取り寄せ直接電話もかけ話を聞きました。
城山先生のところに電話をかけさせていただいたのもこの頃です。資料、電話、そして分校の確認などを通じ、直接に行ってお話をさせていただこうと決めお伺いする事にしたのです。
リラクセーション整体法 習い始めると、奥の深さが体を通じて心にしみてきます。空手道のものとは違った緊張感を私に与えてくれます。施術対象者とのコミュニケーションをどのようにはかり、その要求される施術をしていくのか?自分の技術をどのように生かして満足をしてもらう施術をするのか?これで良いという最終的な物がない厳しさを体全体で受け止めることが今うれしくさえ感じます。それだけに練習に思うように行けないジレンマを抱え、あせるな、あせるな、と自分自身に言い聞かせる毎日でもあります。
施術対象者の体の状態と合わせた力の配分、どの技術をどれくらいの時間で施術するのか短い時間で判断することもどれだけ多くの経験をするかに、かかっているのかは分るのですが、これがまた難しい、このように見ると難しいことばかりですがやりがいがあります。同時に行うフットケア、気功、アロマテラピーどれも興味はあるのですが特に気功を身につけたく思っています。
今後、開業できるにしろ出来なくても少しでも深く、しっかりとした技術を身につけるために精進し努力をする決意です。
城山先生にとって不肖の生徒ではありますが、繰り返しの指導をお願いいたしたく思います。
さて、技術とは何か、どうあるべきなのかをしっかりとつかんで今後に備えておかないことにはならないと考えます。
我が城山整体専門学院には、それぞれ基本の技が設けられております。言うまでもなく基本に忠実に施術していくことが大切でありますが対象となる人に合わせた技術が当然必要になってくるはずです。
その時に、どの基本技をどのように応用して生かし、対象者に満足をしてもらう施術を行うことが出来るか?対象者の苦痛を取り除いていく事が歳題の目的であるはずですから、この事を避けて通ることは出来ません。この考え方を中心に据えていくことが出来るなら、数多くの対象者であっても自分の技術に迷いが出ないのではないだろうか?基本技にはそれぞれの症状にあわせた技が置かれているのでありますから、迷いが出れば戻って考えればよいと思います。
施療技術と共に大切なのが対象者との呼吸をいかにして合わせていくか、であると思う。しっかりとコミュニケーションがとれれば施療効果が大きくなることは明らかです。施療を始める前に話をしっかりと聞き呼吸を合わせることを心がけていくことです。言い換えれば技を修得する以上に大切で、大変なことかもしれません。
では、コミュニケーションとはなんであるか、どうなったときに可能なのかが大きな問題となってきます。
施療対象者がこの人に自分の身体をまかせても良いと思ってもらえることが最良であるはずです。そのためにはどれだけ対象者の立場に立って、身体の苦痛などを考える努力をするかにかかっているのではないだろうか?心が通うようになれば施療効果も大きくなるに違いありません。私は空手道の指導を通じて子供達の目線で話をすることの難しさを身をもって体験し、苦い思いを幾度となくいたしました。この経験を少しでも生かすことが出来れば良いなと思います。なかなか難しいことではありますがやり遂げたいと決意を新たにして取り組みます。
私は、技術の習得をしていく上で以上を忘れることなく勉強を続けたいと思います。より深く、柔軟に対処し、幅広い皆さんに喜んでいただける整体師を目指し精進をしていきたいと思います。
一歩一歩力強く確実に前進することをモットーに
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