自然治癒とは?
2001.8.9 城山 雅広
●自然治癒とは?
読んで“字”の如く自然に(治る力)又は(良くなる状態)の事です。そのような状態になる為には(力)が働くはずです。
それは自然治癒力といいますが、果たしてそれはどんなものでしょうか?
●自然治癒力とは?
薬を使ったり、身体に外的な力を加えなくても治っていく、又良くなっていこうとする力の事をいいます。そして、それらはほとんど全ての人間が生まれながらにして持っているものなのです。
●人間が本来持っている力には?
- 病気(風邪等)を治す力
- 怪我(骨折、切り傷等)を治す力
- こころや身体の歪み(アンバランスの状態、不調和の状態)を治す又は元に戻す力(ため息をつく、寝返りをうつ等)があります
(1)の力は主に免疫作用の働きによるものです。
(2)(3)の力には自己修復能力によりますが(3)は特に私たち代替療法に携わる者にとって関心と興味をそそられる所です。
免疫作用
1)免疫とはなにか
免疫とは「疾病(病気)を免れる」という意味からきている。外部から体内に侵入する病原菌を「自分ではないもの」と認識して、体内から排除すること。自分ではない他者を見極め、自分を守る事が免疫系の仕事である。免疫系とは、私たちの身体に備わっている防御システムの事を指す。その働きは自然免疫系と獲得免疫系がある。
- 自然免疫系・・・生まれながらに備わっている常設の免疫作用で顆粒球マクロファージ、ナチュラルキラー(NK)細胞などで、身体の中に常在している
- 獲得免疫系・・・非常に強い毒性を持って、病原菌やウイルスに感染した時には、自然免疫系だけで防ぎきれない時にT細胞、B細胞が対応する。
また以前に侵入してきた病原菌を記憶していて、再び同じ病原菌がきた時に排除する免疫作用(予防接種はこれを利用したもの)をもつ。
2)免疫の働き
- 白血球・・・血液中に存在し、病原体と戦う主役である。白血球は様々な役割を持った細胞の集合体である。集合体の中には、リンパ球、顆粒球(好中球)、マクロファージ、B細胞、T細胞、ナチュラルキラー(NK)細胞があり、これらは骨髄で作られる。
- リンパ球・・・白血球の一つで血液の中、リンパ液、組織液に含まれている
- 顆粒球(好中球)・・血管から出て病原体を食い殺す。病原体に対して最初に立ち向かう。
- マクロファージ・・・好中球とほぼ同等かやや遅れて到着し、細菌を食べて殺すと同時に、好中球の死骸を掃除をする。侵入してきた病原体の情報をT細胞に伝達する。
※顆粒球(好中球)とマクロファージは、相手が外来性の異物なら何でも攻撃を仕掛けるので、非特異的免疫系あるいは自然免疫系と呼ばれ、特定の相手だけに立ち向かう獲得免疫系と区別されている。 - B細胞・・・敵(病原菌)の特徴を記憶し、対応する武器(抗体)を作って敵を攻撃する。
- T細胞・・・マクロファージからの病原体情報をもとにB細胞に抗体を作り攻撃する指令を出す。敵(病原菌)侵された細胞えを攻撃し、殺す作用を持っている。
- ナチュラルキラー(NK)細胞・・・免疫細胞の中でも最強といわれる細胞で、主にがん細胞を見つけ出して攻撃する。
※リンパ管とリンパ節・・・骨髄で生産された白血球は血液によって全身に運ばれ、身体の各部にあるリンパ腺に入りリンパ管に入る。リンパ管に入った白血球はリンパ節に集結して体内に入ってくる色々な病原菌を攻撃する。
免疫機能や自己修復能力を高めるためには?
- ストレスマネジメント(ストレスコントロール)をする。(管理→対応→処方→処置)
- リラクセーションの実施(気功、整体、針、マッサージ、アロマ、森林浴、音楽、等)
- 自分、家族、仲間との良好なコミュニケーション(ラポール、チューニング)。 (現代ではとりわけ(自分自身を好き)になることが大切だと思います)
- 自分にあった適度な運動をする
- 調和の取れた食事をする
- 一番大切な事です→(ユーモア)と(笑い)を生活の中に取り入れる
- 笑いは百薬に勝ります 笑い上手は生き(息)かた上手です
- ユーモアは知恵を磨く砥石です。(ユダヤの格言)
- いい(加減)の達人になりましょう(注、不真面目とは違いますので念のため)
免疫機能、自己修復能力を低下させる要因は?
●精神的ストレス ●X線の照射 ●抗ガン剤治療 ●不規則な生活(寝不足等) ●薬の大量投与(クスリを逆から読めば) ●疲労 ●栄養不足●老化現象 ●何時も眉間にシワを作って不機嫌な顔をしてる人(貴方の周りにいませんか?)
まとめ
- 医学、科学が発達した今日でもいまだに人の(身体)と(こころ)は謎に包まれています。
- 同じ環境、同じ食事をした兄弟でさえも一方は老けて見え、もう一方は若く見える事があります。
先天の気(親から受け継いだもの→遺伝子)や後天の気(環境、食べ物等)も考えられますが私が思うところではなにより各人の(気持ちの持ち方や物の見方、考え方)も大きな要因である“気”が致します。今回皆さんがウエルネスの研修を受けられてチョットでも“気持ち”に“変化を感じる”事が出来ましたら私たち講師一同存外の喜びであります。
又、こうして同じ目的を持った皆さんと同じ空間と時間を共有できました事は大きな収穫です。最後に毎日の仕事で、生活で、大好きなお遊びで(世界一のエンゼルスマイル)と〈日本一のユーモア〉を磨いて楽しく充実した人生を送ろうではあ〜りませんか。
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